3分アンサンブル

ベーストロンボーンのソロ曲のピアノ譜があったので練習をしている。彼が吹きたいかどうかは別にして、音がとっても綺麗だったので。かなり長い期間、楽譜は眺めて音を拾っているのだけれど、弾けるようになるところまで練習してないので、一曲を同テンポで通した事がない。苦手なところはひたすらゆっくり。

昨夜は彼がオケの練習をするのに楽器を取り出し、YouTubeのオケと一緒に練習をしていた。それが終わると珍しくソロを吹いてみようと思ったらしく練習を始めた。3分くらいの練習の後に、ピアノ譜にして4ページくらいを何回か合わせた。

トロンボーンは音が大きくて自分の弾いている音が聞こえなくなる。なのでもっと音を出していいのかな。。。でもって、もしかしたらプロの演奏みたいに速くなくてもいいのかな、という感触もあり弾けそうな気がしてきた。ほんの気持ちゆっくりになるだけでも、指はとっても楽になる。ただいつも部分練習で、弾けるテンポで弾くだけなので、通してみるとテンポが「お、ここはいつもの倍速だ」という場所もあり、練習の仕方に問題があると感じた。練習のゆっくりに耳が慣れて拍感がなさすぎた。少し遅くなるどころかしっかり2倍遅くなっていた。
これってバンドで一行の譜を読む時にも起こる。16分音符とかその3連とかの速いパッセージが続いた後に四分音符と8分音符でゆっくりムードになったり、リズムが変わったりしたときなど。譜読みの時に基本の拍子がきちんと取れてないのだと思う。ピアノ譜は弾いてきた年数は眺めているわけだけど、そこで意識して訓練しないと何年やっても進歩しないことってあるのだなと思う。苦労しないでも結びついてできるようになる人もいるんだろうけど、私の頭は未だに繋がっていない。

ただ相手がいると勝手に止まれないし、勝手にテンポも変えられないので、いい訓練になる。その先にご褒美の良い音楽が待っているといいんだけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です