もういつからの不具合かもわからないくらいにほってあるEメール。サーバー側の不具合なのか設定違いなのか・・・受信はしているものの送信ができない。直すのが面倒なので送信はMacのメールを使っているけれど、自分のドメインから送信できないって不便。で、またいじってみたんだけれど、変わりなく動かない。MacのOSの小さいバージョンアップがあったり、つい先日は大きなバージョンアップもあったりで、たいしたソフトは入ってないしとよく見もしないでインストールしてしまっているけれど、使用頻度がとても少ないので不具合があっても気がつくのに時間がかかる。ゆえにいつからの不具合か？って事に気がつくのが難しい。

サーバー側でもアップデートはたくさんあって、その度に小さな不便、時には大きな不便があるので、ちっとも嬉しくない。使い勝手はなんだか悪くなっているような。セキュリティのためなのかもしれないけれど。でも考えてみたらパソコンにずっととっておきたいようなもの、保存が必要なものってきっとないのだと思う。

先日85歳の女性が若い頃に一人用のテントを持って自動車旅行をしたという話に、写真はないのかと尋ねると、写真は撮らない、頭に残った記憶だけで十分と言っていた。私も似たようなことを思う。ビデオカメラが自宅で手軽に使えるようになってから、子供の行事やいろんな場面でカメラを構える家族の姿が増えた。もちろんそれは素敵な記録になって良いことだと思う反面、録画に気を配る分、その場の空気や行事を楽しむ事に集中できないんじゃないかと残念に思う。というのは、私は二つのことが一緒にできないので、見聞きに集中したら録画なんてしてられないし、録画しようと思うとその場を集中して楽しめないから。

ブログも書きたまると日記のようになるし、書き溜めたものを簡単に検索もできるという利点はあったんだけれど、サーバーのアップデートで突然使えなくなり、データも引っ張り出せなかった。今も時々、去年はどうだったっけ・・と思うときに「データが見られたら」と思うけれど、なければないで別に困らないし、取っておいたからと言って後で見るかどうか。きっとそんなデータがあることを忘れてしまいそうだと思う。

自分が持てるものにはとても限りがあるとしみじみ思う。